いつでもきみは輝いていて、

今日も幸せでありますように

君のいない世界

2018年11月11日。

アリーナツアーが終了しました。

 

 

 

へいせいじゃんぷさんの静岡公演に入ってきました。

ひとことで言うならしんどい!!!!

もうそれに尽きます。

 

「しんどい」っていう言葉、オタクの常套句だよね。かくいうわたしの口癖でもあります。

ここの〇〇くんしんどい、とか 存在がしんどい、とか 無理しんどすぎ、とか基本的には良い意味(とは???)で使うことのほうが多いのかな、と思います。

.....わたしが今年のへいせいじゃんぷのツアーで感じた「しんどい」は前述の意味合いも含んでいるけれど、違うもののほうが大きかった。

 

 

けいとくん留学の動画で薮くんが匂わせていたツアー。正直、動画を見たときは「なんでいまそれを言うの?いまじゃなくてもよくない?」と思った。けいとくんが留学するっていうことを発表した、そんな大事な動画であっさり匂わせる必要性がどこにあるのかなって。岡本担が見ている動画で直後に抉らなくてもいいじゃんって。

 

 

 

けいとくんが8月いっぱいで活動を休止してニューヨークへ行く、と。シングル『COSMIC☆HUMAN』は参加するけれど、アルバム『SENSE or LOVE』には参加しない、と。もちろん、アルバムを引っ提げたツアーにも参加しない、と。

けいとくんが活動を休止する8月末まで、わたしはHey! Say! JUMPの出演する番組を観ることが出来なかった。いまでも観れていないけれど。9人で歌うCOSMIC☆HUMANを観てもきっと笑えないから。「ああ、これを2年間観れないんだな」と思ってしまうから。歌番組でけいとくんの留学の話が出て、それを観たら改めて現実なんだって思い知らされる気がしたから。

そんなわたしだったから、ツアーにも本当は入らないつもりだった。

いつも一緒に入っていた友人達に「当たったから一緒に入ろう。強制連行する。」と言われた。本来なら有り難い話だよね。キャパが狭い会場でのツアーで落選した人だって沢山いたし。けいとくんがいたら、わたしも喜んで「入る!」って言っていたんだろうなって、思った。でも、喜べなかった。当落が出る前から「当たってたら連れてくから。」って言われていたから、本当は心の奥底では「落選してたらいいな。」なんて最低なことも考えていた。

友人は見事当選していた。「当たってたから行くよ!」と連絡が来ていた。その連絡に返事をすることがしばらく出来なかった。1週間くらいしてから「直前まで考えさせて」と返事をした。「強制連行する」なんて言っていた友人だったけど、わたしがどれだけ苦しい思いをしていたのかを誰よりも知っていたから。「もし本当に無理だと思ったらドタキャンして良いし、途中で会場出ても良いよ。隣にいるから。」って言ってくれたから。本当に直前まで悩んだ。そんなわたしの背中を押してくれたのは図らずもけいとくんでした。けいとくんがけとじゃんで話してくれた言葉が、選んでくれた曲が、Hey! Say! JUMPを諦めていなかったから。けとぺやけとぴで綴った言葉が前向きだったから。だからわたしもけいとくんのいないへいせいじゃんぷともちゃんと向き合わなければいけないって思った。

 

それでも公演まで1回もアルバムを聴くことは出来なかったけれど。

Hey! Say! JUMPの曲を聴くことは出来なかったけれど。

 

数ヶ月ぶりに会う友人達は相変わらずで。楽しみだと言う彼女達を見ていると、なんだかわたしも楽しみになってきているような気がした。穏やかな気持ちで公演までの時間を過ごし、それなりにワクワク出来た気がして自分でもホッとした。

 

でもそれは公演が始まってすぐに変わった。

アルバムを聴かずに入ったからか、元々けいとくんのパートが無いからか苦しくなる部分が少なかった1曲目。ダンスかっこいいなあ、けいとくんにも躍って欲しかったなあ、と思うくらいで観ていられた。でも2曲目(Precious Girl)のイントロが聴こえた瞬間、もうあの瞬間からダメだった。いくらHey! Say! JUMPの曲を聴くのをやめていても、避けていても、だってあんなに聴いてたんだもん。忘れたつもりでも、心が、身体が覚えてる。泣きたくなかったし、泣かないって決めてたし、友人達にも「今日は泣かないね」って言ってた。でも、無理だった。イントロの最初の音だけで何故だか涙が溢れた。止まってよってどんなに思っても苦しくて。けいとくんロックオンタイプのオタクだったから「ああ、去年はトロッコに乗って歌ってたなあ。あんなファンサしてたなあ。」って、思い出すのはけいとくんのことばっかりで。けいとくんのことがだいすきなままな自分を再認識した。Precious Girl→OLE!→Journeyと、キミアトラクション→マエヲムケと、チョコラタ→我 I need you→明日へのYELLと、White Loveウィークエンダー→真剣SUNSHINE→COSMIC☆HUMAN。あとアンコールのありがとう〜世界のどこにいても〜はもうほんとうに駄目でした。

中でもWhite Loveウィークエンダー→真剣SUNSHINE→COSMIC☆HUMANの時は特に苦しかったな。

White Love。冒頭でみんなでハートを作るところ。けいとくんがいないからかフォーメーションが変わっていたり、知念くんが腕をピンと伸ばしていたり、ひかるくんと山田くんが隣同士になっていたり。歌割りでもやっぱりけいとくんはいなくて。

ウィークエンダー。けいとくんの踊り方、一生懸命でいつも応援したくなっちゃうあの踊り方が大好きだった。そのけいとくんがいなくて。

真剣SUNSHINE。わたしがツアーが始まる前からひとつだけずっと譲れないと思っていたことがありました。それは真剣SUNSHINEとFantastic Timeを歌わないで欲しいということです。けいとくんはどの曲も大事に思っているから1番なんて決められないと言っていたけど、わたしにとってはその2曲は他の曲と比べ物にならないくらい思いれのある大事な曲でした。歌番組でけいとくんのソロパートが抜かれるようになった真剣SUNSHINE。サビでけいとくんがセンターにくるフォーメーションのFantastic Time。もちろん、Hey! Say! JUMPの曲はどれも大事だけれど、けいとくんが特に輝くこの2曲だけはどうしてもけいとくん無しでは披露して欲しく無かった。...だけど8人で真剣SUNSHINEは披露された。トロッコに乗って歌う"ファンサ曲"として。イントロが流れた瞬間のこと、いまでも忘れられません。絶望を感じました。許せなかったし、誰が提案したのかわからないけどなんでセトリ落ちしなかったのかほんとうに意味が分からなかった。8人にとってはけいとくんの「乱れた髪かきあげ」じゃなくても良かったってことなのかなって思えて苦しかった。薮くんの「焼けた潮風に」の間にわざわざ髪をぐしゃぐしゃにしてカメラに抜かれるときにかきあげるけいとくんが大好きだった。そんな思い出さえも奪っていくのかと思った。薮くんが続けてけいとくんのパートを歌ったとき、わたしの中でなにかが壊れた気がして。

COSMIC☆HUMAN。正直この曲のプロモーション期間はけいとくんの留学までのカウントダウンの日々と重なっていたから、テレビで披露しているのも観ることが出来なかった。でも分かるんだよ、このパートなにかが足りないって。けいとくんの声が足りないって。

自分でも驚くくらい涙が止まらなくて、苦しくて、悲しくて、悔しくて、だけどやっぱりけいとくんのことが浮かんで仕方なくて。流れてくる曲を聴けばけいとくんのコンサートでの姿が浮かんで、だけどいくら探しても会場のどこにもいなくて。楽しかった去年までの思い出が走馬灯のように駆け巡って。耳を塞いでも流れる曲は消えてくれなくて。泣き崩れ落ちて立ち上がる元気さえも無いわたしを、友人はただただ抱き締めてくれてた。一緒に泣いて「泣くの我慢しなくていいよ、いままで苦しかったね」って言ってくれた。

今年のアルバム曲やソロ曲のときは全然よかったの。新しいものとして見ていられたから。でも、やっぱり違うんだよなあって思ってしまう自分がいて。7コーナーで出てくるのが3人なのも、NYでの映像も、パフォーマンスも。全てがわたしの心を刺す棘のように感じて。MCで「改めまして僕達がHey! Say! JUMPで〜す」って8人で言うのも、センステをどれだけ探してもけいとくんの姿が無いことも、ステドリの入ったカゴを持ってくるのがけいとくんじゃないことも、メンバーのことを優しげな顔で見つめるけいとくんがいないことも、けいとくんの声が聞けないことも、全部が全部 「Hey! Say! JUMP岡本圭人はいない」っていうことを突き付けてくる刃物のようで苦しかった。9人曲は全部泣いてしまったし、なんで来ちゃったんだろうって公演中何回も思った。一緒に入ってた友人達は全員、自担からファンサを貰っていた。それはそれは幸せそうだった。

 

あの騒動以降、じゃんぷ担の友人達に会えなかった。言葉に出来るほど強くなかったし、泣きたくなかったし、なによりモチベが上がっている友人達に会ったら更に苦しいんだろうなって思ったから。

 

 

岡本圭人"がいないへいせいじゃんぷはHey! Say! JUMPじゃなかった。

世間的にはそんなに大きな出来事じゃなかったのかもしれない、でもわたしにとってはとてつもなく大きな出来事だった。

他担の言う「けいと早く戻って来てね!」を素直に受け入れられないわたしでごめんね。

 

 

 

 

 

 

けいとくん、わたしは君のことがだいすきです。

君のいない世界はわたしにはまだ無理みたいです。

だけど、君が選んだ道を心の底から応援出来るファンでありたい。

君が戻ってくるその時を ずっと、ずっと、待っています。

 

 

 

 

 

 

 

2段ベッドの上で寝てる君が今日も幸せでありますように…

 

 

……